社内外の人間関係を大切にする会社
商社ならではの付加価値追求したい
東京支社 営業第一課
波岡 純史(ナミオカ アツシ)
2022年入社 大学院自然科学研究科 分子科学専攻
しっかり一人ひとりを
見て育ててくれる会社だと直感し、
入社を決めました。
就職活動では、化学メーカーか化学品商社の研究職、営業職の仕事に就きたいと考えていました。そのなかで三京化成を選んだ決め手は、面接にかける時間、質問の数が他社に比べて圧倒的に多いことでした。自分のことをしっかり内面まで知ろうとしてもらっているのが伝わってきて、しっかり一人ひとりの社員を見て、育ててくれる会社なのかなと感じました。
大学院時代の同級生は研究職志望ばかりで営業職を選ぶ人はだれもいなかったのですが、中にこもって黙々と研究しているより、外に出ていって人と関わる仕事も面白そうだなと思い、営業職で応募しました。実際に入社してみて、部署内だけでなく、役員の方も含めてコミュニケーションが取りやすく、風通しの良い会社であることを実感しています。
東京支社営業第一課のユーザーは、建築・土木系の会社が多く、私も入社以来、そうした会社を担当しており、商品としては、コンクリートやアスファルトに入れる添加剤や、現場で使う資材を主に扱っています。
ユーザーのニーズを探り、
それに合った商品を開発、
提案する仕事にやりがい。
入社してから半年ほどは、先輩と一緒に仕入れ先、メーカーやユーザーを訪ね、商品の特徴を覚えたり、書類作成の方法を学んだり、営業の基本を学んでいきます。1年目の後半からは、1人で任されるようになり、既存ユーザーとパイプをより太くする一方で、新規ユーザーの開拓も行っています。
新規のユーザーに対しては、まず研究所などを訪ね、既存の商品でどのような課題を抱えているのか、どのような機能を持った新たな商品が欲しいのかといったニーズを探ります。そして、メーカーにそのニーズを満たす商品がないか、なければ新たに開発してもらったうえでユーザーに提案をします。
ある建設会社から、コンクリートブロックを設置する際に水分が逃げないように表面に塗る養生剤の原料が入手困難になったため、同じ機能を発揮できるよう添加剤の配合を変えた新商品が欲しいというニーズを聞きました。配合する添加剤を選び、さまざまな配合を組み合わせた5種類のサンプルを提出して、先方に評価をしていただき、採用が決まりました。提案から採用までは時間を要する息の長い仕事ですが、決まった時はとてもうれしかったです。
商品がつくられ、
敷設される現場までを見て、
商品の提案に生かしています。
よりニーズをふまえた提案ができるように営業で心掛けていることが二つあります。一つ目は、ユーザーの扱う商品がどのような特徴を持っているのかをしっかりと把握しておくことです。もう一つは、現場を踏むということです。例えば、アスファルトが工場で実際にどのようにつくられ、どのタイミングでどのような添加剤が混ぜられ、混ぜることでどのように変わるのかを実際に目で確かめています。また、アスファルトを敷く道路工事にも立ち会います。
三京化成の社員は人間関係が濃いと感じています。特に東京支社はワンフロアに支社のメンバー全員が一緒に働いているので、皆さん目を配ってくださいますし、相談しやすい雰囲気です。お客様と、社員とも飲みに行く機会がありますが、やはりお酒が入ることでより腹を割って話すことで人間関係が良好になり、仕事もしやすくなるのを感じています。若手の社員で飲みに行く機会も多く、社内の情報を共有したりしています。
メーカーは新たな取引先とどう関係を築いていけばよいかわからず、ユーザーも求める商品がどこにあるのかわからないところがあるので、そこを橋渡しするのが商社の役割だと思っています。商社ならではの付加価値をこれからも追求していきたいと思っています。
1日のスケジュール
- 8:30
出社
- 9:00
メール対応、見積作成、サンプル手配
- 12:00
昼食
- 13:00
得意先訪問
- 17:00
デスクワーク
- 18:00
退社