韓国メーカーとの橋渡しにやりがい
1社でも多くのユーザーを開拓したい
経営企画部 DS事業開発課
安 炫宣(アン ヒョンソン)
2019年キャリア入社
自身のキャリアを生かし、
専門性を磨けることにひかれ、
入社を決めました。
前職は京都にある観光関連会社で韓国からのインバウンドを増やすための営業活動に従事していました。転職を考えていたときに、韓国メーカーとの取引が多い三京化成が韓国語を話せる人を探していると聞いて、ゼロから専門性を磨けることに興味を持ち、入社を決めました。
入社してから4年ほどは、営業をサポートする海外事業推進室で勤務し、貿易実務などの仕事をした後、2023年6月から現在のDS事業開発課に移りました。三京化成にとって主要取引先の一つである韓国化学品メーカー、東成化学(Dongsung Chemical)を担当する部署で、DS社が製造しているポリウレタンやメラミンフォームなどの製品群を、日本国内のユーザーに提案しています。
どうすればユーザーの役に立ち、
会社の利益にもつながるかを考えています。
DS事業開発課での私のミッションは、DS社のユーザーを1社でも多く開拓していくことです。まだまだ駆け出しですが、国内ユーザーが、韓国にあるDS社の工場監査に出向かれたときには、私一人で同行させてもらうなど、仕事を任せてもらっていることを実感しています。そのほかにも、DS社の役員や技術担当社員が日本のユーザーを訪問する際に事前にユーザーの情報をまとめた資料を作成したり、日本で開かれる展示会に出展する際のサポートを行ったりもしています。
あるユーザーから、特殊な樹脂シートをつくってほしいという要望を受け、納期が短いなかで、メーカーの技術者とやりとりしながら、サンプルをユーザーに提供し、採用が決まったときにはほっとしました。仕事をするうえでは、いかに速く、そしてミスなくメーカーとユーザーをつなぐかを常に心がけています。
入社当時、化学品の知識はゼロでしたが、海外事業推進室で韓国などから輸入した製品の貿易実務を担当したことにより、それぞれの製品の特徴を知ることができました。また、製品が港から入って倉庫に保管され、ユーザーのもとへ運送されるまでの物流を理解できたことで、為替レートや在庫管理、運送料などもふまえ、どうすれば最も効率よく、コストを抑えながらユーザーのもとへ届けられるかをコーディネートできる力がつきました。メーカーとユーザーを単につなぐだけでなく、どうすればユーザーの役に立ち、会社の利益にも貢献できるかを考えながら提案していきたいと考えています。
だれにでも対等にチャンス。
外国人にとって働きやすい
環境が整っています。
上司とはなんでも話すことができ、自分がやってみたいことがあれば、チャンスを与えてくれる風土があります。社内での勉強会などの機会も多く、海外事業推進室にいたときは上司の後押しもあり、危険物取扱者の資格を取得することができました。現在の部署でも、自分で新しいプロジェクトを立ち上げられたらよいなと考えています。
近年は、外国人の採用も増えており、だれにでも分け隔てなく対等にチャンスを与えてもらっていると感じており、外国人にとっても働きやすい環境です。韓国の会社は日本の会社と比べて仕事のスピード感が非常に速く、日本人の社員の方からもよくそのことは言われます。韓国のビジネス文化の良いところは会社にも取り入れていきたいと思っています。そして、これからは私ならではの強みをさらに磨くとともに、専門性をさらに深めて、仕事を楽しみながら、会社の収益に貢献していきたいと考えています。
1日のスケジュール
- 8:30
出社
- 9:00
メール確認、仕入先ミーティング
- 12:00
昼食
- 14:00
得意先訪問
- 17:00
デスクワーク
- 18:00
退社