女性が安心して働ける環境が整った会社
直接会ってこそ得られる情報を大切に
大阪支社 営業第一課
城野 麻依(ジョウノ マイ)
2021年入社 農学部バイオサイエンス学科
メーカーやユーザーと関係を築きながら、
商品の機能、性質を覚えていきました。
就職活動では化学系のメーカーか商社の営業職を希望し、探していたいくつかの会社のなかに三京化成がありました。入社した2021年はコロナ禍の真っただ中だったため、半年ほどはリモートワークが続きました。秋口から先輩に付いてお客様のもとを訪ねることができるようになりました。
化学品商社は化学メーカーに比べて扱う商品の数が多い分、商品そのもの、さらにはその機能や性質を覚えるのが大変だろうなという不安はありましたが、大学で化学の勉強をしていたことが役立っています。わからないことについては仕入れ先のメーカーや販売先であるユーザーに率直に尋ねながら覚えていくことができました。
現在は大阪支社営業第一課に所属し、ユーザーとしては主に日用品メーカーを担当。スポンジに使うメラミンフォームや綿、靴底に使うウレタン素材などの提案、販売を行っています。
現場に出向いて、対面でお話しするからこそ
得られる情報を大切にしています。
商社の仕事は、メーカーの商品を単にユーザーへと右から左に流すだけの仕事ではありません。ユーザーが必要とする商品を提案するために、ユーザーの求めていることをしっかりとヒアリングし、それをメーカーに正確に伝えることがとても大事なので、話されることを聞き逃さないように細心の注意を払っています。メーカー、ユーザーともに率直な物言いをされることがありますが、その言葉をそのままユーザー、メーカーにつなぐと角が立つので、間に立つ私たちが、やんわりとお互いを立てながら話が円滑に進むようにすることも意識しています。
ユーザーから、より耐久性の高い婦人靴の靴底素材が欲しいという要望をメーカーに伝え、その素材に新しい機能をつけて開発をしてもらいました。それがユーザーで実際に採用が決まり、継続的な注文につながったときはうれしかったですね。
営業で大切にしていることは、実際にお客様のもとを訪ねてお話をすることです。コロナ禍以降、オンラインでお話をする機会が増えました。それはそれで便利ではあるのですが、お客さんと対面でお話ししていると、些細な疑問でも聞きやすいですし、雑談のなかから出てくるちょっとした情報が仕事に役立ったりします。
頼りがいのある女性の先輩に憧れ。
いつか私もそんな存在になりたい。
営業第一課には私を含めて4人が所属しているのですが、とても話しやすい雰囲気があり、困ったときや、うまくいかないときは一人で抱え込まず、すぐに相談するようにしています。とくに6期上の女性の先輩は、現在わたしが担当しているユーザーを以前に担当されていたこともあり、過去のやり取りを参考に、こう対応してみたらと丁寧にアドバイスをくださいます。いつもわたしのことを気にかけてくれている心強い存在で、いつか後輩を持ったときにはこんな先輩になれたらいいなと憧れています。
女性総合職が少しずつ社内に増えてきたこともあり、全国の各部署に散らばっている女性総合職を集めた勉強会を年に2度ほど開催してもらっています。会社の女性顧問弁護士の方が講師になって、女性営業職の悩みなどについて他社の事例などを参考にしながら答えてもらっています。また、社内の女性社員の方と交流できるので、それをきっかけに仕事でも部署を超えて情報交換がしやすくなりました。
入社して丸3年が経ちました。入社当初の頃に比べると、技術的な難しい話にも少しずつついていけるようになり成長を実感しています。まだまだ周囲に頼ってばかりですが、少しでも早く真に独り立ちして、周りから頼られる存在になりたいと思っています。
1日のスケジュール
- 8:30
出社
- 9:00
メール・電話対応、WEB面談
- 12:00
昼食
- 13:00
得意先訪問
- 17:00
デスクワーク
- 18:00
退社