最適な提案ができることが商社の魅力
サステナブルな会社へ、自分がけん引
名古屋支店 営業課
筒井 貴之(ツツイ タカユキ)
2017年入社 工学部生命・生物工学科
メーカーよりもユーザーニーズに合わせた
商品提案ができる商社を選びました。
化学品を扱う会社に就職したいと考えていたのですが、メーカーだと自社の製品しか売ることができないのに対し、商社はユーザーのニーズに合わせ、自分たちが売りたい商品を扱えることに魅力を感じ、商社を志望していました。なかでも三京化成は東証2部(現・東証スタンダード市場)に上場していたことから安心して働ける会社であることも重視して、入社を決めました。
入社以来、名古屋支店営業課で勤務しています。支店では、主に食品、建設・土木、自動車関連のユーザーが多く、そのなかでも私は、自動車、建設・土木関連のユーザーを担当しています。入社3年目までは商社に販売する仕事を担当していました。商社の先に非常に多くのユーザーがいるので、その分商品知識が増え、また、日々問い合わせに追われることが多かったので、てきぱきと効率よく仕事を進められるよう鍛えられたと思っています。
自分が開発にかかわった商品が搭載された
クルマを見かけるとうれしくなります。
入社して2年目のとき、ある自動車関連部品のユーザーから吸音材を探してほしいといわれ、複数のメーカーから取り寄せた商品について比較評価を行ったうえで、採用していただきました。その後、より耐熱性の高い吸音材が欲しいという要望に沿って、メーカーと二人三脚で新たに商品を開発し、納品しました。その商品の売上げが2年ほど前から大きく伸び始め、人気車種でも採用が進んでいます。まちなかでその車を見かけ、自分がかかわった商品がそこに使われていると思うと、とてもうれしくなります。
これからは、サステナブルで環境負荷の低い商品を扱っていくことが求められます。そこで、持続可能な原材料を使用して製品を製造する企業や団体に対する国際的な認証制度である「ISCC認証」を取得すべきと会社に提案しました。認証取得までの期間や費用、取得することで収益に寄与する効果などを調べたうえで会社に報告し、ゴーサインを出してもらいました。そして半年かけて体制を整え、取得することができました。まずは、名古屋支店で取得し、会社全体に広げていければと考えています。
新入社員に対しては
「自分で考えるクセをつけよう」と
伝えています。
三京化成は社員数が100人ほどなので、名古屋支店の社員だけでなく各支店、営業所の社員もだいたい名前と顔が一致するほどの近い距離感があります。出張に行くと支店、営業所のメンバーともよく飲みに行っています。そうした密なコミュニケーションの中から、それぞれの支店で在庫のある商品を電話一つで融通しあえる関係を築いています。また、半年に1回、名古屋支社、大阪支社、山陽営業所のメンバーでゴルフコンペもしています。
現在は新入社員の教育も担当しています。わからないことに直面した時は、まずは自分で考えて答えを出してから先輩や上司に聞くこと、すなわち自分で考えるクセをつけるように、と伝えています。それがひいては自分の成長につながると思うからです。
入社して7年が経ち、だんだんと中堅クラスになってきたこともあり、主要な取引先を任されるようになってきました。それだけ支店の売り上げに占める自分の責任も大きくなってきていることを実感しています。メーカーやユーザーとのやりとりにおいても二手、三手先を読んで先回りして手を打つことで、より効率的に仕事をしながらできることを増やし、会社に貢献していきたいと思います。
1日のスケジュール
- 8:30
出社
- 9:00
メール確認、問合せ対応
- 11:00
得意先訪問
- 12:00
昼食
- 13:00
得意先訪問
- 16:00
デスクワーク
- 18:00
退社